第二新卒で成長できる職場に転職するための3つのポイント

厳しい就職活動を経て、せっかく入社したにもかかわらず、会社とのミスマッチを感じてしまう新卒の社員もいることでしょう。 また、今の職場や業務にやりがいを感じられず、第二新卒として転職を検討している方もいるかもしれません。 この記事では、第二新卒で自分が成長できる会社に転職する方法を紹介していきます。


この記事は約7分で読み終わります。

自分が成長できる職場に第二新卒として転職したい!

企業研究を行い、会社説明会に参加し、自分に合っている会社を選んだにもかかわらず、いざ入社してみるとミスマッチしていたと感じる人もいることでしょう。

実際の会社の雰囲気や業務内容は入社してみないと分からないため、入社後のミスマッチは誰にでも起こりうることです。

入社して間もない新卒の方が会社を辞めて転職するのは、非常に勇気がいることですよね。とはいえ、短期間でも社会人経験のある第二新卒を求めている会社は多いものです。

ここでは、新卒の方が転職を決める具体的な理由と、会社側が第二新卒をどのように見ているのかを紹介していきます。

新卒入社の方が転職を決める理由

新卒入社の方が転職を決める理由は、主に以下のものが挙げられます。

・思っていた仕事と違った
・社風や職場の雰囲気が自分に合わなかった
・自分をもっと成長させたい
・本当にやりたいことが見つかった

入社後のミスマッチによって転職を決意する人がいる一方で、今の職場に物足りなさを感じ、より自分を成長させるために転職する人もいます。

また、社会に出て多くの経験をしたことで本当に自分のやりたいことが見つかり、夢を叶えるために転職する人もいます。

とはいえ、入社したばかりで転職を決意するのは簡単なことではありません。就職活動でなかなか内定をもらえなかった人は、次の職場が見つかるのかどうか、不安に感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、多くの会社では社会人経験のある第二新卒を求めています。新卒至上主義といわれる日本で、なぜ第二新卒が求められているのでしょうか。

第二新卒は企業側からどのように見られているか

第二新卒は企業側から、以下のように評価されています。

・社会人としてのマナーを最低限身に付けている
・ミスマッチの心配が少ない
・新卒社員より仕事に対して意欲的である
・入社後すぐに辞めてしまうのではないか

新卒の社員は会社の風土や仕事を教えやすい反面、社会人経験がないため、社会人としてのマナーをはじめから教えなければなりません。

しかし、第二新卒は短い期間であっても社会人経験があるため、社会人としての最低限のマナーを身につけています。さらに、ほかの会社に在籍していた期間が短く、染まっていないため、会社の風土や仕事も教えやすく、新卒の社員よりも即戦力になりやすいのです。

また、社会人として働いた上で自分に合った会社や仕事を選んで応募してきていることから、新卒の社員に比べてミスマッチの心配が少ないです。

さらに、一度目の経験を生かし、仕事にも意欲的に取り組む人材が多いことから、新卒の社員よりも第二新卒を評価している会社は多いのです。

ただし、入社後すぐに転職をしていることから、自社に入社したとしてもすぐに辞めてしまうのではないかと不安を感じている面もあります。

もし第二新卒として転職するならば、会社側の不安を払拭させることが重要な課題といえるでしょう。

目次へ

第二新卒での転職を決意したらやるべきこと

第二新卒は、新卒の社員にはない「社会人経験」という強みをもっています。

第二新卒として転職を決意したら、転職活動をはじめる前にやっておくべきことがあります。

新しい職場に転職したい理由を言語化する

まずは、新しい職場に転職したい理由を言語化してみましょう。

今の職場に対する不満や、この先やってみたい仕事などを言葉にするのです。自分の気持ちは自分が一番分かっているとはいえ、言葉にすることで、改めて転職の必要性を実感できたり、転職理由を明確にできたりします。

今の職場で働いていて感じたことや悩みを表に出すことで、思考が整理されて転職の意思が固まることもあるでしょう。

このように自分の気持ちを言語化しておくと、転職の目的がはっきりするため、転職活動をスムーズに進められるようになります。

自分のもつスキルや能力を棚卸しする

次は、自分のもっているスキルや能力の棚卸しを行いましょう。

第二新卒として転職活動を成功させるためには、ポテンシャルだけでなく、自分の強みをアピールする必要があります。

新卒で入社して間もない人であれば、自身のスキルや能力の再確認は学生時代の就職活動で行っているため、比較的取り組みやすいかもしれません。

しかし、第二新卒で転職するためのスキルは、資格や知識だけではありません。これまでの職務経験で身につけたスキルや技術も自分だけの強みになるのです。

たとえば、「接客業で接客スキルを身につけた」「営業としての実務経験がある」など、数値では表せない実績もアピールポイントになります。

会社に入社してから経験したこと、成長できたことなども振り返ってみましょう。

転職までのスケジュールを立てる

最後に、転職までのスケジュールを立てます。

今の職場に不満を抱えている場合、すぐにでも転職したくなりますよね。しかし、次の転職先が決まる前に今の職場を辞めるのはおすすめできません。

第二新卒が多くの会社から求められているとはいえ、自身の希望に沿った会社がすぐに見つかるとは限らないからです。焦って転職先を決めてしまうと、最初の就職先と同じようにミスマッチが起きてしまう恐れもあります。

納得できる転職先を見つけるために、大まかな転職スケジュールを立て、計画的に転職活動を進めていきましょう。

目次へ

第二新卒で成長できる職場へ転職するための3つのポイント

今の職場ではこれ以上の成長を望めないと判断したとき、どのように転職活動を行えば自分が成長できる職場が見つかるのでしょうか。

ここでは、第二新卒で自分が成長できる会社へ転職するための3つのポイントを見ていきましょう。

転職を焦らない

転職活動のスケジュールでもお伝えしましたが、第二新卒の転職で重要なのは、焦らないことです。焦って自分に合わない会社に転職すると、また次を探さなければならないということになりかねません。

希望する条件にマッチする会社を見つけるには時間がかかることも頭に入れておき、焦らずに転職先を探していきましょう。

ネガティブな理由で転職しない

会社側は第二新卒のもつスキルやポテンシャルを高く評価している反面、また辞めてしまうのではないかという不安も抱えています。

今の職場から逃げるための転職では、同じ結果を招いてしまうのではないかという印象を与えてしまいかねません。

自分のどんな部分を成長させたいかを明確にしてから転職活動を行うことで、履歴書に記載する志望動機や面接の質問にも自信をもって回答できるようになるでしょう。

複数の選択肢をもつ

第二新卒で自分が成長できる転職先を探すためには、選択肢を絞りすぎないことも重要です。

幅広く業種や職種を調べ、新たな可能性も探してみることで、希望する条件に一致する会社が見つかりやすくなりますよ。

グッド・クルーなら、さまざまな仕事を経験することによって、自分の「好き」や「得意」を見つけられるので、仕事を通して自分を成長させていけるでしょう。

グッド・クルーは通信業界特化型の人材支援会社で、営業の代行やイベントの受付のみならず、採用や育成コンサルディングなどの幅広い業務を行っております。

グッド・クルーでは採用にも力を入れているのが特徴です。選考の段階から社員になったら社会に対して何をしていきたいのかを考えていただくことで、入社後、グッド・クルーで働く意味や、やりがいを見出してもらえるよう取り組んでいます。

ぜひグッド・クルーでともに成長していきませんか?

目次へ

まとめ

第二新卒として成長しやすい会社へ転職する方法を紹介してきました。

社会人としての経験があり、ビジネスマナーを身につけている第二新卒は、ポテンシャルと即戦力の両方を求める会社が探している人材です。

しかし、自分の希望に沿った会社が見つかるまでには時間がかかる場合があるため、転職活動は計画的に行いましょう。

また、自分が成長できる会社は、これまでに挑戦したことがない業種に隠れている可能性もあります。新しい自分を発見し、成長させていきたいと考えている方は、ぜひ一緒にグッド・クルーで働いてみませんか?