後悔しない転職先を選ぶ!3つの重要なポイントを解説

転職活動の際には、条件や待遇、従事する業務、社風など、さまざまな観点から企業分析を行ったうえで応募にいたることが一般的です。 しかし、実際に入社して働いてみなければわからないことも多く、転職後に後悔してしまうケースも少なくありません。 では、転職後、後悔しないように転職活動を進めるにはなにを意識すれば良いのでしょうか。 この記事では、後悔しない転職を実現するために把握しておきたい「後悔しやすいポイント」と「転職活動の際に注意すべき点」について紹介します。


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転職に後悔・・・失敗するとどうなる?

平成27年度に行われた厚生労働省の調査によると「転職して満足した」と回答したのは全体の約53%でした。半数近い人が、不満もしくはどちらでもないと回答しています。

参考:厚生労働省「平成27年転職者実態調査の概況」

この調査結果から、半数近い人が転職になんらかの不満や後悔があると考えられるため、中には「転職に失敗した」と感じて再転職を検討する人もいるでしょう。

では、転職に失敗すると、転職先でどのような不満や後悔を感じるのでしょうか。

ここからは、転職に失敗したケースに多い不満や後悔した点について紹介します。

その1.社風が合わず居心地が悪い

転職先の社風が合わず、うまくなじめないといった居心地の悪さも後悔したポイントとして多くみられます。

自分の性格と合わない、上司との相性が悪い、働き方が合わないなど、独特な企業文化や暗黙のルール・雰囲気があると、居心地が悪く感じてしまうことがあるでしょう。

社風は、転職先を選ぶのに重要なポイントのひとつである一方で、一部の社員との接点だけでは把握しきれません。

入社後に配属された部署が、転職活動中のイメージと異なっていたなどミスマッチが発生すると、転職に後悔する原因になります。

その2.仕事内容が自分の希望に沿わない

仕事の内容が自分の希望に沿わないなど、応募した求人と実際に任せられた業務の内容にギャップがあることも、不満や後悔を感じるポイントのひとつです。

また、希望の業務に従事できた場合でも、初歩的な仕事しか任せてもらえず、希望したキャリアアップにつながらないこともあります。

転職は、職場環境を変えてキャリアアップを図る意図で行う人も多くいるため、業務内容のギャップは、転職に後悔する大きな一因です。

成長に繋がらなければ、業務に対するモチベーションが低下するなど、働く意欲そのものにまで影響しかねません。

仕事内容が原因で転職に失敗することがないよう、後悔のない転職活動を進める必要があります。

その3.待遇に不満がある

「待遇については要相談」などのように、待遇の詳細が求人募集要項に記載されていない場合があります。

そのような求人に応募した場合、きちんと確認していなければ待遇の詳細を把握できていないまま選考が進んでしまうでしょう。

また、求人票に書かれていた待遇と、実際に契約した際の待遇が異なるケースもあります。

たとえば、残業が想定よりも多い、任せられる業務範囲が広い、思うように昇給しない、などのケースが一例です。

待遇に不満が出ることがないように、選考に応募する段階や契約にいたるまえの面接時などに詳細を確認しておく必要があります。

後悔しない転職に必要な3つのこと

転職して後悔するポイントを知っていても、転職活動で失敗するケースはあります。

ここからは、後悔しない転職に必要な3つのことや、転職活動を進める際の注意点について紹介します。

1.転職の軸を決める

転職活動を進めるにあたり、転職の軸となる「譲れない条件」を明確にしておくことが重要です。

転職することで解決したい職場環境や待遇などの問題点、実現したいことなど「転職活動でなにを重視するか」が決まっていれば、スムーズに応募先を絞ることができます。

転職後のミスマッチによって後悔する一番の要因は、自分の希望条件がわからず転職の軸が定まっていないことです。

転職において重要視する「転職の軸」には、以下のようなものがあります。

優先順位をつけてリストアップしておくと良いでしょう。

1.仕事内容
職種、業種のほか、自分の経験が活かせるか、チャレンジできる場が与えられるかなど、具体的にどのような業務に従事したいかを明確にしておきましょう。

2.収入面
基本給だけでなく、手当やインセンティブも重要です。また、昇給査定の回数や基準が明確になっているかもリサーチしておくと良いでしょう。

3.働き方
勤務地、雇用形態、通勤手段など、どのような働き方がしたいかを検討します。残業の有無やテレワークの可否など、プライベートと両立できる環境を最優先にしたい場合には、とくに重要な項目です。

4.評価制度
昇給制度や人事制度など、自分の働きが適切に評価される仕組みも重要な希望条件になります。

5.組織面
定着率、男女比率、経営理念、社風などは、社内の環境を優先したい場合、事前に確認しておくべき項目になります。

転職の軸を明確にするためには、まずは自己分析をして自分にとってなにが大事で、なにを優先させるべきなのかを徹底的に考えることが重要です。

2.企業研究・情報収集を行う

希望条件や転職の軸が固まったら、条件に見合う企業や求人を探し、企業研究や情報収集を行いましょう。

インターネットや企業との面談で実際に働いている人と話す、その企業で働いている卒業した学校の先輩や後輩に話を訊く(OB訪問)などして情報を集めるのもおすすめです。

また、初回の面談時から質問できる時間を設けてくれる企業もあるため、質問したいポイントを事前に整理しておくのも良いでしょう。

さらに、企業研究で応募を検討している企業の業界内での立ち位置や、具体的にどのような仕事をしているのかなどを客観的にみることも大切です。

入社してからミスマッチが発生するのを防ぐためにも、応募や選考の段階で希望条件にマッチしているかを精査する必要があります。

3.待遇面の交渉も行ってみる

転職活動では、新卒採用とは異なり、自分自身のスキルや経験をアピールしながら待遇の交渉を行うことも重要です。

厚生労働省が平成27年度に実施した調査によると、転職者のうち全体の約3割は転職後の賃金に対して不満を感じていると回答しています。

参考:厚生労働省「平成27年転職者実態調査の概況」

転職によって年収アップを図りたいのであれば、給与交渉は積極的に行うことをおすすめします。

その際は自分が希望する条件を明確にするだけでなく、自らの価値を評価してもらうためにも、企業への貢献性をアピールしましょう。

ただし、待遇の交渉は、必ずしも自分の希望通りに成功するとは限りません。自分の能力を正当に見極めることは難しく、一方的な希望の押し付けにならないように調整する必要があるためです。

また、選考の段階で待遇面についてばかり希望を伝えていると「給与のことしか考えていないのでは」という印象につながりかねません。

良い条件の企業であっても、印象が低下することで選考に落ちるリスクがあるため、待遇の交渉は根拠にもとづいた範囲に留める必要があります。

後悔しない転職がしたいなら

後悔しない転職がしたいのであれば、人材会社の「グッド・クルー」への応募も検討してみてはいかがでしょうか。

グッド・クルーでは、応募者とのコミュニケーションを大切にした「共感採用」を行っています。応募者自身のありのままに寄り添うため、履歴書は必要ありません。価値観や希望条件についてしっかりとヒアリングしたうえで、グッド・クルーの働き方にマッチしているかを一緒に考えています。

また、転職の軸が定まっていない方でも求職者に合ったキャリアを一緒に考えていきます。

さらに、就職支援も行っており、徹底的な自己分析、就職・転職のプロから見た客観的な市場価値や他社の面接にも活かせるノウハウやフィードバックも積極的に提供しています。

グッド・クルーでは「メンター・メンティー制度」を取り入れており、入社後は月に1回、1on1面談を行っています。定期的にキャリアの方向性を見直しできるだけでなく、仕事の悩みを先輩社員に相談できる機会にもなるので、安心して働くことができます。

「後悔しない転職がしたい」「希望条件を満たせるだけのスキルや経験が欲しい」という場合には、ぜひ一度グッド・クルーへの応募をご検討ください。

まとめ

後悔しない転職をすることは、転職活動中に「どれだけ企業について深く知ることができるか」という点にかかっているといっても過言ではありません。

まずは、自分自身の希望を冷静に分析したうえで、優先順位を決め「ブレない転職の軸」をしっかりともつことが大切です。

仕事内容や収入だけでなく、その企業での働き方や経営理念、ビジョンをしっかりと知っておくことで、自分に合った仕事を見つけることができるはずです。

グッド・クルーは応募者のありのままに寄り添う「共感採用」を行っています。入社後は、充実したキャリア形成のサポートも提供していますので、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。