なぜ就活はこんなにつらく感じるのか?
就活がつらい…それは、ちゃんと向き合っている証拠です。
「また落ちた」「自分だけ内定がない」「面接で緊張してうまく話せなかった」――
就活をしていると、こうしたネガティブな感情が繰り返し押し寄せてきます。
でも、それはあなたが就活に真剣に向き合っている証拠。
心が折れそうになる瞬間があって当然です。
このガイドでは、そんなときにこそ読んでほしい「就活中のメンタルケア」の考え方と実践方法を紹介します。
なぜ就活はこんなにつらく感じるのか?
就活は、人生における「はじめての社会的な自己表現の場」です。
そこには、いくつかのメンタル的な負荷要因が重なっています。
1. “自分”という存在を評価される怖さ
履歴書、エントリーシート、面接…。すべてが「自分を見せる場」であり、「選ばれる・落とされる」という構造があるため、評価に一喜一憂せざるを得ません。
2. 終わりが見えにくい“マラソン”のような構造
3月解禁、6月選考開始、10月内定式…。長期間の戦いに加え、「終わったと思ったらまた落ちる」の繰り返しで心が消耗します。
3. 他人と比べてしまう
SNSや友人との会話で、つい他人の成功と比べてしまい、「自分だけ取り残されている」という感覚に陥ります。
落ち込んでしまった時の3つのステップ
「落ち込んで当たり前」だと受け入れていい
まず大切なのは、「落ち込んでしまった自分」を否定しないこと。
就活中に落ち込むのは、普通の反応です。
それを無理にポジティブに変えようとすると、逆に自己否定感が強まってしまうことも。
だからこそ、まずは以下の3つのステップを意識してみてください。
Step1|心をリセットする:まず“回復”に集中する
● SNSを閉じる・通知をオフにする
「〇〇が第一志望から内定もらった」など、SNSは必要以上に焦りを生む場所。最低でも1日だけでもオフにして、外の情報から離れてみましょう。
● 寝る・食べる・動くの基本を整える
生活リズムの乱れは、メンタルの乱れと直結します。まずはしっかり寝て、食べて、散歩するだけでも、脳内のストレスホルモンがリセットされやすくなります。
● 感情を「書いて」外に出す
ノートやスマホメモでもOK。悩んでいること、不安に思っていることを言葉にして書き出すと、自分の感情を客観視でき、冷静さを取り戻しやすくなります。
Step2|自信を取り戻す:自分を“再評価”してみよう
● 「できたこと」リストを作る
就活がうまくいかないと「自分は何もできない」と思いがち。でも実際は、
・エントリーした企業数
・企業研究した回数
・面接を受けた回数
など、行動しているだけで十分すごいこと。数字にして可視化すると、自分の努力が見えてきます。
● 自己否定グセに気づく
例:「第一志望に落ちた」→「自分には価値がない」
→ 本当?ただその会社と合わなかっただけでは?
という風に、事実と解釈を切り分けて、自分を責めすぎないようにしましょう。
Step3|自分のペースを整える:就活との“健康な距離感”を持つ
●「やらない日」もスケジュールに入れる
就活は“仕事”ではないので、毎日稼働し続ける必要はありません。思い切って「この日は完全に休む」と決めることが、長期的には成果に繋がります。
● 「心が回復しやすい時間帯」に動く
朝がつらい人は昼以降、夜にエネルギーが出る人は夜に活動する。自分のコンディションに合わせたスケジュールの方が、パフォーマンスも安定します。
● 自分の「軸」を確認する
何のために就活しているのか?どんな働き方をしたいのか?
エントリーや面接に振り回されるうちに見失いがちな「就活の目的」を、定期的に見直してみましょう。
心がしんどい時の“緊急対応”リスト
状況対処法涙が止まらない/眠れない心理的な過緊張。
まずは布団に入る、音楽を流す、深呼吸を繰り返す否定的な思考が止まらない感情を書き出す、
信頼できる人に電話・話す「就活辞めたい」と感じるいったん休む。
1日何もしない日を作ってもOK誰にも相談できない大学のキャリアセンター、
または学生向け相談窓口(電話・LINEなど)を活用する
まとめ
最後に:人生に正解の道なんて、そもそもない。
第一志望に落ちても、あとで「あの会社じゃなくてよかった」と思う人は多いです。
新卒で入った会社を数年で辞めて、転職で天職に出会う人もいます。
他人より時間がかかっても、自分の“納得”がある方が、未来はずっとラクになります。
だから今は、自分のペースで、自分を大切にしながら進んでください。
あなたは、あなたのままで価値がある。
どうしても苦しいときは…
心のSOSを感じたら、無理せず誰かに助けを求めてください。
● 大学のキャリアセンター(予約すれば面談OK)
● 保健センター・学生相談室
● メンタル相談サービス(LINEや電話で対応)
● 家族や信頼できる友人
ひとりで抱え込まず、声を出してもいい。
あなたの就活は、あなたひとりのものじゃありません。