営業職に向いている人の特徴は?必要なスキルと転職成功のコツも紹介

営業職は、お客様のニーズや課題に対して、自社の製品やサービスを提案する仕事です。営業職に興味があるものの、話をするのが得意でなく不安に感じている方や、自分が向いているのかわからないという悩みがある方もいるでしょう。もちろん話し上手も大事な要素ではありますが、営業職に必要なのはそれだけではありません。 今回は、営業職に向いている人、向いていない人の特徴をご紹介します。


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営業職に必要とされるスキルとは?

まずは、営業として仕事をするために必要なスキルをご紹介します。主に『コミュニケーション力』『ヒアリング力』『課題発見力』の3つが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

コミュニケーション力

営業職の仕事は、顧客とのコミュニケーションが中心です。自社と顧客との間に立って調整役もこなすので、社内外関係なしに円滑なやり取りを行っていくためにも、コミュニケーション能力は必要なスキルといえます。

ヒアリング力

営業職は、一方的に話しをするだけでなく、顧客の課題や求めていることを聞き出すことが重要です。ニーズに合った商品やサービスを提案するには、「あいまいな要望」を明確化する必要があります。そのため、やり取りのなかで本音を汲み取るヒアリング力は欠かせません。

営業職では、「話すスキル」と同じくらい「聞くスキル」も求められるのです。

課題発見力

顧客の要望は、そのまま聞くだけでは不十分です。自社の商品やサービスを購入してもらうには、顧客も自覚していない課題を見つけて提案につなげる必要があります。

顧客の状況や立場から課題を拾い上げてアプローチできれば、顧客に響く提案ができるようになるでしょう。

 

営業職に向いている人の特徴

営業職で活躍するには、どのような人が向いているのでしょうか。適性がある人の特徴を、理由とともにご紹介します。

人と関わるのが好き

営業職は人との関わり合いが多い仕事です。顧客と綿密にコミュニケーションを取り、信頼を得ることが重要です。営業に来た人の人間性が買われて受注できたケースもしばしばあります。

初対面の人との会話に苦手意識がなく、人との関わりを楽しめる人の方が、営業に向いているでしょう。

相手の立場になって考えられる

営業職のやりがいといえば、売り込んだ商品やサービスが顧客の利益に貢献し、喜んでもらえることでしょう。

顧客への貢献度を高めるには、相手の立場になって考えられる思考の柔軟性が必要になります。
相手の立場に立って物事を考え、「何に困っているか」「何を求めているか」などニーズを探ることが、顧客への適切な提案につながります。

好奇心旺盛で、さまざまなことに興味を持てる

営業として顧客に最適な提案をするためには常に知識をアップデートする必要があります。流行や世間で話題になっていることなど、さまざまなことに興味を向け、アンテナを張って情報収集できる人は営業に向いています。

記憶力が良い

優れた記憶力も営業職に向いている特徴のひとつです。顧客の情報や事情を把握しておくことはもちろん、何気ない会話を記憶しておくことが商機につながることがあるからです。何度も同じ質問をしてしまうようでは、顧客からの信頼は得られません。

人の名前や顔を覚えるのが得意というのも大事な要素です。一度接したことがある方の名前や顔を忘れてしまうと、相手に失礼な印象を与えてしまいます。そのときの対応で、ひとつの契約を逃してしまうこともあるかもしれません。

このような理由からも、記憶力に自信があるという人に営業職はおすすめです。

計画性がある

営業をうまくこなしていくには、時間や納期の管理が必須です。外回りが多い営業は、いかに効率良く訪問できるかが成果に直結するからです。
目標に向かって営業活動を進めるためにも、指示を待つだけではなく能動的に計画を立てて実行することが重要です。

立案した計画に準じて行動できる人は営業職に適しているといえるでしょう。

営業職に向かない人の特徴

一方、営業職に向かない人にはどのような特徴があるのでしょうか。下記で紹介する特徴に当てはまる人は、改善できるかどうか、ほかに適性のある仕事がないか検討することをおすすめします。

人と話すのが苦手

営業職には、顧客の課題や悩みを聞き出し、適切に対応するアドバイザー的役割が求められます。

特別話し上手である必要はないものの、考えを言葉にして伝えるのが苦手な人は、仕事の中でつらいと感じることがあるかもしれません。

素早いレスポンスができない

顧客からのメールや電話にすぐ対応できないと、信頼関係を築くのは難しいでしょう。

メールや電話の内容は、大事な連絡事項や質問事項かもしれません。そういった大事な連絡を放置してしまっては、顧客との信頼関係を築けず、社内間でも業務に支障をきたすことがあります。レスポンスの遅さは意識して改善できるところでもあるので、営業職を志望したいという人は心がけるようにすると良いでしょう。

落ち込みやすく、気持ちの切り替えが下手

営業職に失敗はつきものです。顧客からの厳しい意見や、上司からの責を受けることもあるでしょう。それらを自分の成長につなげるには、失敗しても、落ち込み過ぎず気持ちを切り替えて行動していく必要があります。

そのため、落ち込みやすく、気持ちを引きずりやすい人は営業には不向きといえるでしょう。

営業職への転職を成功させるコツ

営業職に転職したいと考えている方へ、成功のコツをご紹介します。主に以下の3つが挙げられます。

・転職したい理由を明確にする
・キャリアビジョンを考える
・キャリア形成支援サービスを利用する

それぞれ、具体的に説明します。

転職したい理由を明確にする

まずは、なぜ今の仕事を辞めたいのか、営業職に転職することで不満を解消できるのかをよく考えてみることが大切です。転職したい理由が明確になることで、転職すること自体が自分にとって正しい選択かを見極めることができます。

「企業の社風と合わない」「人間関係に不満がある」などがきっかけなのであれば、転職で解決できるかどうかはしっかりと検討しておく必要があるでしょう。

転職後に後悔したり、同じ不満を抱えてしまったりしないよう、まずは自分と向き合う時間を作ってみてください。

自分のキャリアビジョンを考えておく

自分に合った転職先を選ぶには、自分が営業職としてどのように働き、今後どのようにキャリアアップしていきたいのか具体的にイメージすることが大切です。

営業職と一口に言っても、扱う商材やサービス、社風や企業規模によっても仕事内容や働き方は異なります。そのため、転職の際には、自分の描くキャリアビジョンが実現できそうかどうかをふまえて企業を選ぶことが重要です。

また、キャリアビジョンがある程度定まっていると、採用担当者に成長意欲を評価してもらえる可能性があります。転職を前向きに考えていることを示すためにも、しっかりと設計しておきましょう。

キャリア形成支援サービスを活用する

自分が営業職に向いているかどうかわからない、キャリア設計に不安があるという人は第二新卒キャリア形成支援サービスを活用するのがおすすめです。自分の個性や適性に合った仕事選びや、キャリア設計についてサポートしてもらえます。

キャリア形成支援サービスの利用をお考えなら、「グッド・クルー」へご相談ください。

グッド・クルーでは入社後に「成長実感プログラム」という3年間の研修や、資格取得のサポートなど、キャリア形成支援プログラムを提供しています。メンター・メンティー制度で仕事上での悩みを相談することもできるため、転職後のキャリア設計も安心です。

豊富なサポート体制の中で安心して働きたい方は、ぜひ一度グッド・クルーへお問い合わせください。

まとめ

営業職への適性について、詳しくご紹介しました。営業職へ転職したい方は、まず自分の転職理由やキャリアビジョンについて考えてみることをおすすめします。

もし、自分に向いている仕事がわからない、キャリア設計に不安があるという人は人材会社のグッド・クルーへの転職も検討してみてはいかがでしょうか。豊富なサポート体制が整っているため、自分に合った働き方やキャリアビジョンを実現していくことができます。