第二新卒だと大手企業に就職するのは無理?人材市場の実情

第二新卒の方で、本当は大手企業への転職を希望しているのに「第二新卒では、無理がある」と諦めていないでしょうか。第二新卒としての転職活動は、厳しい部分もある反面、強みを理解してアピールしていけば、大手企業への就職も不可能ではありません。 この記事では、「第二新卒が大手企業を目指すのは無理だ」といわれる理由や、第二新卒で大手企業に採用されるためのポイントについて解説します。


この記事は約6分で読み終わります。

「第二新卒だから大手は無理」と諦める必要はない

第二新卒だからといって、大手企業への就職を諦める必要はありません。とはいえ、第二新卒で大手企業を目指すのは難しいともいわれており、効果的なアピール方法や戦略的な就職活動を行うことが重要になります。

ここでは、第二新卒で大手企業への転職を目指すのは難しいといわれている理由について紹介します。

大手企業への就職が難しいと言われる理由

第二新卒が大手企業への就職は難しいといわれている理由のひとつに、大手企業の知名度の高さがあります。

大手企業は知名度が高いため就活生に認知されやすく、新卒採用の時点で採用予定人数を確保できているケースが多いためです。

十分な新卒を採用できていれば、人材不足になりにくく、第二新卒採用をする必要があまりないという場合もあります。

第二新卒採用をおこなっている企業であっても、定着率が高ければ、欠員補充のために追加で募集が出る機会が減るなど、第二新卒の枠そのものが少ないことも多いです。

とはいえ、第二新卒を採用している大手企業はある

新卒のように採用人数は多くないものの、第二新卒を採用している大手企業はあります。新卒と比べて需要は低くとも、20代が多くいる第二新卒は、若手を積極的に採用したいと考えている企業にとって魅力的な人材です。

新卒採用で採用計画通りの人数を確保できなかった企業や、人材不足に陥りやすい一部の業種や職種などでは、第二新卒を積極採用しているところもあります。

また、近年では、少子高齢化による現役世代の人口減少により、若い人材の売り手市場が続いており、求職者にとって有利な状況です。

第二新卒でも大手企業を目指せる状況にあり、大手企業への就職を諦める必要はないといえるでしょう。

【第二新卒向け】大手企業に採用されるためのポイント

第二新卒として大手企業への就職を目指す場合、自分自身の強みに加えて、第二新卒であることを活かした就職活動を行うことが重要になります。

では、第二新卒として大手企業への就職を成功させるには、どのような点を意識すれば良いのでしょうか。ここからは、第二新卒の就職活動を成功させ、大手企業に採用されるために押さえておきたいポイントを紹介します。

就職活動は第二新卒に有利な時期に合わせる

第二新卒としての就職活動を成功させるには、就職活動に適した時期を狙って活動を行うことが重要です。

一般的に、第二新卒の就職活動は4月と10月頃が活発化する時期だとされています。3月と9月は会社の節目として、人員の配置転換や退職などによる欠員や人員補充が行われやすいためです。

とくに、決算で忙しくなる1月~3月を過ぎた4月以降になると、第二新卒を募集する求人数が増加する傾向にあります。

また、3月~4月頃は新卒採用で内定辞退者が出た際に、欠員補充が行われやすい時期です。

求人数が増える時期を狙って就職活動を行うように意識すれば、第二新卒から大手企業への就職を実現しやすくなるでしょう。

求人情報は第二新卒枠で探す

求人情報を探すときに、第二新卒枠で募集を行っている企業を探すのも、効率良く就職活動を進められるポイントのひとつです。

第二新卒は、中途採用枠に応募できるほどの経験やスキルを身につけている人材が少ないため、企業によっては新卒枠で募集を行っている場合があります。

しかし、新卒で就職活動を行っている学生と競合することになるため、可能であれば第二新卒枠の募集を探すと良いでしょう。

第二新卒枠で募集を行っている企業であれば、応募者が第二新卒であることを踏まえて選考を行ってくれるなど「ポテンシャル採用」に積極的な企業を見つけやすくなります。

また、第二新卒枠の募集を出している企業は「第二新卒を募集している」という判断材料になり、募集の有無を一社ずつ確認する手間が軽減できます。

第二新卒に求められている要素を把握する

第二新卒として大手企業への就職を目指すのであれば、第二新卒に求められている要素を把握しておくことが大切です。

とくに大手企業の場合、一定以上の学歴がなければ書類選考の段階で候補から外されてしまうことも少なくありません。

さらに、第二新卒には、新卒や中途採用の人材にはないポテンシャルや柔軟さが求められていることが多くあります。

学力に加えて、人を惹きつけるような魅力的な人柄や論理的思考力、将来の展望など、将来的な「伸びしろ」が必要です。

また、第二新卒は一度就職を経験していることから、社会人に必要な基本のビジネスマナーやスキルを身につけていると判断されます。

第二新卒として大手企業を目指すのであれば「一定以上の学歴(4年制大学卒など)」「ポテンシャル」「基本的なビジネスマナー」が求められると認識しておきましょう。

「本当に大手企業に就職したいのか?」を振り返ることも重要

大手企業を応募先に選ぶ場合、求職者によって志望動機はさまざまです。しかし「安定さ」「給与水準の高さ」「漠然とした憧れ」などを理由にしているのであれば、必ずしも大手企業だけを選択肢にする必要はありません。

大手企業と比べると知名度は低いものの、中小企業やベンチャー企業でも、業績好調による人員補充などで好条件の求人募集が行われていることがあります。

また、これらの企業は優秀な人材のヘッドハンティングや、キャリアアップのための転職なども盛んなため、大手と比べて人材不足に陥りやすいのも特徴です。

まだフレッシュな第二新卒は、上述のような中小企業やベンチャー企業での需要が高く、就職活動を有利に進められる可能性があります。

第二新卒として就職してキャリアを伸ばすことを検討しているのであれば、人材派遣会社のグッド・クルーを活用するのもおすすめです。

グッド・クルーは無期雇用の正社員を前提としているため、一般的な有期雇用の人材派遣で働くよりも安定した仕事を探しやすい特徴があります。

3年間の研修プログラムもあるため、販売士や簿記、ITパスポートなどの就職や転職活動でアピールポイントになる有力な資格の取得も可能です。

「大手企業に就職したいと考えていたけどうまくいかない」「将来のキャリアビジョンがイメージできない」など、就職活動にお困りの際にはぜひ一度グッド・クルーへの応募をご検討ください。

まとめ

「第二新卒だから」という理由で大手企業への就職をあきらめる必要はありません。しかし、なぜ大手企業へ就職したいのか、その企業でなければならない理由を明確にしておかなければ、就職活動がうまくいかなくなる可能性があります。

給与などの待遇面やネームバリューの高さなど、表面的な魅力に惹かれて就職活動を行っても、思うような結果にはつながらないでしょう。

まずは、大手企業へ就職してどのような仕事に従事したいのか、自分自身の気持ちや将来のキャリアビジョンなどを見つめ直すことが大切です。

大手企業以外にも適している企業はないか、自分が本当にやりたい仕事はなにかを明確にし、選択肢を広げて活躍の場を探してみるのも方法のひとつではないでしょうか。