第二新卒でもインターンに参加することができる
意外と知らない人も多いかも知れませんが、インターンは就活をしている学生だけではなく、第二新卒や30代などを対象にしたものも存在します。
企業の幅も非常に広く、有名企業からベンチャー企業までさまざまな企業がインターンを開催しています。
ここでは、第二新卒でインターンに参加する方法について解説します。
第二新卒でインターンに参加する方法
第二新卒でインターンへ参加する方法は大きく分けて3つあります。
1つ目が、第二新卒向けにインターンを開催しているサイトをチェックし、申し込みをする方法です。
大手求人媒体ほどではありませんが、インターン生を募集するサイト上には一定数の企業がインターンの開催を告知しています。
まずはインターン募集のサイトを確認し、どのような企業でインターンが開催されているのか情報を収集しましょう。
2つ目が、中途採用媒体をチェックし,インターンを行っている企業を探す方法です。
新卒以外の若手人材を採用したい企業は、積極的に第二新卒を採用しています。
また、単に面接や選考会の案内だけではなく企業によっては第二新卒向けのインターンを開催しているケースもあります。
転職を考えて中途採用媒体をチェックする人は多いですが、その際にインターンに興味があるのであれば、企業がインターンを開催しているかどうかも合わせて確認するようにしましょう。
3つ目が、希望する企業のコーポレートサイトを直接チェックし、インターンを実施しているか確認する方法です。
あまり採用コストをかけていない企業の場合、広告などは出稿せず自社のサイト内で採用活動を完結しているケースがあります。
その場合、自分で希望する企業を直接調べないと、インターンの有無に関しての情報を得ることができません。
まずは希望する企業を直接調べて、インターンを実施しているかどうかの確認も忘れないようにしましょう。
なぜ第二新卒にもインターンを設けているのか
学生だけではなく、社会人向けにインターンを開催している企業には、主に以下の4つの狙いがあります。
1つ目に、単純に人材が不足しているケースです。
若手人材が定着しない、より優秀な人がほしいなどの理由から、採用活動と合わせてインターンを実施している企業も多くあります。
2つ目が、社内だけのアイディアで完結せず、社外からの新しい視野を必要としている場合です。
常に同じメンバーで議論するのではなく、定期的に社外の新しいアイディアを社内に取り入れようとする狙いがあります。
この場合未経験や専門外の人材を対象としたインターンが多いため、例えば営業からマーケティングなどといった、キャリアチェンジを考えている人はぜひ参加するべきといえるでしょう。
3つ目は、そもそも市場では第二新卒の需要が高いことも挙げられます。
第二新卒であれば、優秀なスペシャリストやエキスパートを採用するよりも採用単価を抑えることが可能です。また、ブランディングが重要視される新卒採用に比べ、難易度が低いことも理由のひとつにあります。
そのため、慢性的な人材不足を抱えている企業などにとって、第二新卒は常に一定の需要があります。
4つ目が、場合によっては即戦力を採用できる可能性がある点です。
第二新卒といえども、一度社会に出ている人材であればある程度の知識や最低限のビジネスマナーは身につけているでしょう。
つまり、新卒採用に比べ採用後の研修や教育に時間がかからないため、第二新卒のほうが即戦力として受け入れやすい一面もあります。
上記の理由より、多くの企業では第二新卒向けにインターンを開催しています。
第二新卒者がインターンに参加するメリット
ここでは実際に、第二新卒でインターンに参加することで得られるメリットについて解説していきます。
大きく分けてメリットは3つあります。
企業の雰囲気を知れる
インターンに参加することで、求人広告に書かれていること以上の情報を得ることができます。
具体的には実際の社員の雰囲気や業務内容など、その会社特有の情報は実際に働いてみないとわからないことが多いでしょう。
特に第二新卒で転職を考える際、一度企業選びに失敗している人も多く、次の会社では長く働きたいと思う人も多いはずです。
そのためインターンに参加し、事前に転職先のリアルな現場を確認できることは大きなメリットといえます。
給与が発生する企業もある
企業によってはインターンが有償の場合もあります。
基本的に就職活動は新卒・中途問わずお金がかかるものです。移動費や場合によっては宿泊費、食事代などある程度お金をためていなければ金銭不足により転職活動が難航してしまう場合もあります。
さらに、基本的にはインターンをしている間は無償のケースが多いため、時間が削られるものの給料が発生せず、さらに金銭的に追い込まれることもあるでしょう。
現在数はまだ多くはないものの、企業によっては社会人向けに有償のインターンを開催しているケースもあります。
そのため、自分がインターンを受けたい企業が、有償でインターンを実施しているかなど、
事前にコーポレートサイトなどで確認してみると良いでしょう。
別の企業への推薦状を出してくれるかも
非常に稀なケースですが、その企業で採用にならなくても別の企業へ推薦をしてくれたり、良い会社を紹介してくれたりする場合もあります。
インターンでの働きぶりを見て、人事が自社には合わないと感じたとしても、知り合いの人材不足で困っている企業へ紹介できるレベルであると判断すれば、その繋がりから別の会社へ入社できる可能性があるでしょう。
また自社では活躍が難しいものの、取引先などといった別の形で仕事を続けていきたいと思った時なども別の企業を斡旋してもらえるケースもあります。
そのため、インターンを通して自分をアピールすることで、希望の企業とはマッチングせずとも、思わぬところの紹介などで新たな就職先が見つかるケースもあるので、業界研究などは時間をかけて行っておくことがおすすめです。
インターン先を決める際の注意点
第二新卒でインターンを探す際は、主に以下のような点に注意してインターン先を決めるようにしましょう。
インターン参加期間を確認
インターンには大きく分けて、1Dayなどの短期間と、一週間以上の長期間のタイプが存在します。
退職前であれば自身のスケジュールを調整して短期間へ参加、退職済みであれば時間を作り長期間のものへ参加するなど、自身のスケジュールを考慮してインターン先を探す必要があります。
ただ数ヶ月間など長すぎるインターンは、学びが少なくアルバイトのような場合もあるので注意が必要です。
業務内容を確認
実際に入社するわけではないとはいえ、事前に業務内容を確認することを忘れてはいけません。
近年では、インターン生に雑務や単純作業などを行わせるインターンも存在します。
インターン先を選ぶ際は、イメージだけで選ばず、事前に実際の業務内容をチェックしてから申し込むようにしましょう。
長期でのインターンを考えているなら
もしも長期のインターンを考えているなら、企業選びは慎重に行ってください。
実際に入社するのと比べて、インターンであればややハードルは低いと感じますが、長期でインターンに参加した結果自分に合わないとなってしまうと、そこで得たスキルや経験、かけた時間が無駄になってしまいます。
そこで、インターン先や転職先で失敗をしたくないのであれば、グッド・クルーの成長プログラムを検討してみてはどうでしょうか。
グッド・クルーでは入社した後のキャリア形成などのサポートが充実しています。
成長実感プログラムでは、3年間に渡る研修の実施や、必要に応じてITパスポートや簿記など、キャリア形成に役立つ資格を取得することもできます。
またメンター・メンティー制度を設けているため、どのようなキャリアを歩みたいか、将来どうなりたいかなどの相談も気軽に行えます。
グッド・クルーではスキル面はもちろんですが、人としてどのように社会人生活を送っていくかという点にも重点をおいているため、キャリア設計や自己分析で課題を感じている人でも安心してプログラムを受けることができます。
現在転職先を探しているものの、なかなか良い企業が見つけられないと感じている人は、ぜひ一度グッド・クルーに応募してみてください。
まとめ
第二新卒で転職を成功させたいのであれば、インターンに参加することも有効な手段のひとつといえるでしょう。
ただインターン先を探す際も、企業研究を行ったり、参加するメリットを把握しておいたりと、事前に調べておくことも多くあります。
現在インターンや転職を考えている人は、ぜひこの記事を参考に、下調べを行ってからインターンに参加してみてはいかがでしょうか。